■集心的退却と離心的退却
退却には基本的に2種類の方法論があって。一つは集心的退却、もう一つは離心的退却。
集心的退却

全部隊が同一地点に後退を行う後退行動で、一箇所に部隊が集中させ、退却する。集心的退却では味方が固まって退却するので、反撃の準備しやすい。ただし、敵には動きが捕捉しやすいため、組織的な追撃を受けやすい。敵が固まったまま勢力を保ち追撃をできてしまう。敵と味方の人数差が少ない時に決定的打撃を避ける退却をしたい時に有効に機能する。一方人数差が大きい時にはまとめて壊滅してしまう可能性も高くなり、危険性が高い。
・人数差がない時に有効
離心的退却

部隊がいくつかの地点に後退を行う後退行動。数箇所に部隊が分散されるため、敵の追撃も分散しやすい。戦力が分散するため、各個撃破されやすくなる一方で、仮に一つがやられても残りは追撃を避けて逃げることができる。FEZでもよく見かける味方を犠牲にして逃げる方法はこの部類に近い。分散するため、スカウトなどでハイドで潜める場合は、その後の挟撃を行いやすくなる。
・人数差がある時に有効
FEZに置いては50vs50なので、基本的にはそれ程人数差がおきにくい。しかし放置すると離心的退却が起きるため、まとまって退却する方法を少し意識すると犠牲を防ぎやすい。
■退却時の各個撃破の理論
FEZで退却する時に良くあるパターンでバラバラと退却してしまう。こういう状態の時に何が起きているか。

1.劣勢になり退却し始める

2.人数の減少で更に不利になった前線が戦線離脱する

3.バラバラに散らばって各個撃破される
バラバラに散らばった状態ってのは何が問題かというと、3番目の図では実際に戦闘参加しているのが赤5青2くらいになっており、5vs2の戦いで勝つのは基本的に困難で、ほとんどの場合プレイヤーの腕以前の段階で勝負がついてしまう。すると逃げた残りの2人に次のターゲットが移り、5vs2の戦闘になる。当然数が少ない方が不利。このあたりの話は「戦術の基本思想」「陣形の基本思想」あたりを参照。
■まとまって下がる方法論
撤退する時に味方がバラバラに下がると各個撃破が起き易くなる問題点がある。そこで味方の分散を防ぐためにはある程度まとまって下がるといい。その為にはまずは全員が全力で下がってはいけない。取り残された人が味方に追いつけないため犠牲者を出しながらの撤退になる。こうなると撤退というより事実上は敗走しており撤退して兵站線を短くする意味より、追撃でキルを取られる方が大きく、撤退している意味自体がほとんどない。極端に言うと全員で突っ込んで全滅しても撤退してもこれではあまり差がない。
まとまって下がる方法論としては、取り残されている人は全力で下がり、既に下がっている人は少し後ろの人のサポートをしながら下がるのが重要になる。最後列を助けるようにサポートしながら下がる。ゆっくりゴニョゴニョしているうちに徐々に下がるのが壊走を防ぐには理想的な退却になる。ゆっくり下がると結果的にまとまって下がるため、各個撃破や壊滅的壊走は防ぎやすい。
ただし、失敗するとゆっくり下がる方法では全滅する恐れもあるので注意が必要。また、少数の場合は意思疎通しやすいので比較的早く下がっても上手くいく場合が多い。
■サポートの方法
サポートとするといっても、一歩間違うとサポートした人も死ぬので2次被害を防ぐようなやり方が求められる。主な方法としては。
1.「退却ピア」で敵と距離を開ける
2.「サンボル」で敵を吹き飛ばす
3.「カレス」、「ジャベリン」で凍らせる
4.「レイン」、ジャッジ、スパークなどで牽制する
5.アイスボルト、蜘蛛矢で鈍足にする
6.「ウェイブ」、クランブルで吹き飛ばす
上から順に簡単に効果があがる順番程度に思っていい。アイスボルトなども実際には非常に効果は高いが、問題は射程で射程が短いスキルはサポートする時の危険性が高く難易度が高い。







